「乗鞍・スカイライン」軟弱登山記

          
<2001年7月18日>(快晴)
夏山シーズン到来!。軟弱登山愛好家にとって北アルプスの乗鞍はこの上ない極上の山でしょう。
なんせ、2800mまで車で行け、歩行時間一時間強で3000m峰に立ててしまうんですから。
          

権現池
畳平の駐車場に前日から入り、夜は空一面の星をながめてウィスキーを舐めながら車内泊。
翌日は8:20より登山開始。まだ梅雨のなごりか雲が多く、穂高、焼岳の眺望はよくない。
肩の小屋まではコロナ観測所をみながらのんびり歩き、観測所への尾根を越すと、畳平の
駐車場の喧騒はうそのように聞こえなくなり、前方に乗鞍岳がそびえ、さすが3000m峰の威容に
圧倒される。小屋をすぎると本格的な登り。登りはじめると40分位で頂上に。私も9:30に頂上着。
あとはちんたら下山を開始。お鉢めぐりはできないが、富士見岳、大黒岳と歩いて車へと帰る。
うるはしみ見し乗鞍は遠くして一目といえどながくほこらむ(長塚節)
平湯の「神の湯」で入浴。山あいの露天だけの飾り気のない(商売ッ気)温泉。
風呂上りは丸太のテーブルで冷しトマトを頬張りながらのビールが最高。
《おすすめ》
少し足を延ばし、白骨温泉の「恵比寿」のそば。
 
《コメント》
6月、除雪が終り、梅雨入り直前の乗鞍がオススメ。人も少なく、頂上へは残雪を蹴って登る。
あとは肩の小屋あたりで雪上ビールを飲みながらスキーヤーを眺め、のんびりできる。
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